ナンピン・マーチンゲール系EAは「ほぼ勝てる」ように見えます。実際、勝率だけなら80〜90%が普通です。問題はその裏側です。
なぜ勝率が高くなるのか
含み損を抱えながら買い増し、平均建値を下げて少しの反発で利確する——だから小さな勝ちが積み重なります。負けを確定させず先送りしているだけ、とも言えます。
一撃で溶ける瞬間
Tokyo Drift Grid USDJPY M15の検証では勝率88%の一方、最大ドローダウンは41%。トレンドが一方向に伸びてナンピンが刺さると、それまでの小さな勝ちが一回で吹き飛びます。
使うなら条件付きで
- 余剰資金で、想定最大DDの倍は用意する
- ロット・倍率・最大ポジション数を必ず把握する
- 含み損の上限ルールを自分で決めて撤退する
全否定はしませんが、「勝率」ではなく「最大DDと回復係数」で評価する——これがこの手のEAと付き合う唯一の安全策です。